京都工芸繊維大学内に歴史的建造物「和楽庵」の洋館部分を移築するプロジェクト が進行しており、これが分野を超えた学生プロジェクトの dCEP(Design-centric Engineering Program) の「和楽庵サイバーハウス化プロジェクト」として取り組んだ作品
本学への移築において、オリジナルの和楽庵の外壁にはヘリンボーン式のなぐり板 が使用されており、大部分は古材が利用されるが、中には補修が必要な古材もあり、 新たになぐり板を制作する必要がある。そこで私は、レーザー加工機械の彫刻機能 を利用して、表面をなぐり板のように立体的に削ることでなぐり板加工を行うこと を提案した。CNC で削るよりもはるかに早く、人の手を使うことなく"なぐり板"を 制作することができた。

レーザー彫刻機を利用してなぐり加工を行った"なぐり板"

和楽庵に利用されていた本来のなぐり板






加工の様子
加工の様子
移築後の和楽庵
移築後の和楽庵

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